TVドラマ「セックス・アンド・ザ・ シティー(以下STAC)」で知られる著名スタイリスト、パトリシア・フィールドの特別展が、「中村キース・ヘリング美術館」にて開催することがわかった。会期は、2017年7月1日(土)〜2017年11月19日(日)。
「アート × ファッション」の世界が詰まった特別展
パトリシア・フィールドといえば、SATC好きやファッションフリークの間で知らない人はいないであろう、NYを代表するカリスマ スタイリスト。
1942年ニューヨーク生まれのフィールド。
映画 『プラダを着た悪魔』や、 TVドラマ『セックス・アンド・ザ・ シティー』のスタイリングを手がけ、エミー賞受賞や、2007年にはアカデミー賞にノミネートされるなど、エンタメ界にその名を轟かせてきた。
また、テレビや映画の世界だけでなく1966年にオープンしたショップ『Patricia Field』は、半世紀もの間、ファッションとカルチャーに多大な影響を与えた。
日本では2008年にヴィダルサスーンのCMで安室奈美恵とのコラボレーションや、アメリカン・エクスプレスのキャンペーンでは、そのスタイリングを表現するという、ユニークなファッションショーが東京で開催された。
2014年には、メルボルンにて「セックス・アンド・ザ・シティーのコスチューム」展が開催され大盛況に幕を閉じる。
2016年春、惜しくも『Patricia Field』は閉店するが、テレビや映画のスタイリングは現在も第一線で活動を続けている。また、フィールドは、「着るアート」をコンセプトとした「アートファッション」と名付けられたブランドを展開。ファッションをアートとしてキュレーションするという、これまでにない新しいスタイリングの在り方に挑戦している。
今回の特別展『パトリシア・フィールド アート・コレクション:パトリシア・フィールドの世界』は、現在、開館10周年記念展が開催されている「中村キース・ヘリング美術館」で並行して行われるとのことだ。
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キース・ヘリングとも親交の深かったフィールドの膨大なコレクションを一挙に観れる貴重な特別展。
SATC、ファッション好きにはたまらない展示となること間違いなし!