TVドラマ「プリンズン・ブレイク」で知られているオープンリー・ゲイ俳優のウェントワース・ミラーが、うつと闘う人に向けたキャンペーン動画でメッセージを投げかけた。
ウェントワースといえば以前、うつ病で闘った過去を赤裸々に話していた。
「僕は子どもの頃からうつ病と闘ってきた。うつによって、時間、チャンス、人との関係性を奪われるだけでなく、眠れない日々が続いている。(中略)僕は安心できるもの、快適な場所、気晴らしになることをあらゆるところで探していたんだ」
そんなウェントワースは、同じくうつで悩む人々へのキャンペーン動画でメッセージを送った。
(以下動画中のウェントワース・ミラーのメッセージ全文)
アメリカで鬱に苦しんでいる人は、毎年15百万人いると推測されている。世界においてその数は、3億5千万人に上る。もしあなたが鬱に悩んでいても心配しないで。希望はあるから。
近くの支援団体を探したい人は、「Anxiety and Depression Association of America(アメリカ不安・鬱協会)」のウェブサイトを見てほしい。もしあなたや他の誰かが精神的に危険な状態にあるなら、「自殺防止ホットライン」に電話して欲しい。
一歩を踏み出すことを恐れないで。あなたを気にかけている人は、あなたの側に必ずいるから。