今年の初めにグラインダーを買収した中国人実業家のZhou Yahuiは、離婚のため元妻に多額の慰謝料を払うことになりそうだ。その額実に1100億円($1.1 billion)というから驚きだ!
現在39歳のZhouは、北京でオンラインゲーム会社「Kunlun Tech」を経営しており、慰謝料は株式で支払われる予定とのこと。
Zhouと元妻のLiは「中国の40歳以下で最も裕福なカップル」として知られており、資産額は約3450億円($3.45 billion)に上るとも言われていた。フォーブス誌によると、Zhouは中国のオンラインゲームを世界に普及させ、財を成したという。彼の会社の昨年の収益は約267億円($267 million)であり、収益の74%は海外市場から得ていたそうだ。
Zhouは2015年にグラインダーについて知り、収益が見込めると判断したため、株式の60%を約93億円($93 million)で買収することを決めたという。
ブルームバーグによると、元妻のLiは離婚の慰謝料としてKunlun Techの株式の26.4%を保有する予定だそうだ。Zhouは34.5%を保有することになる。
ただし、Liが実際に株式を保有するのは、2018年の1月になる予定だ。