毎回奇抜な衣装でファンを魅了するレディー・ガガが、服は自信の表れではなく、複雑な内面を隠しているからだと激白した。
これは今月号の米billboard誌のインタビューで語られたもの。
ガガは、「私は常に二極的な面がある。奇抜な格好をしている時は自虐的な精神状態。レディのように装う時は自信がみなぎっている時なのよ。」続けて、「私はずっと鬱や不安な気持ちと闘ってきた。」と、自身の持つ内面の闇を明らかにした。
ガガは以前にも、ハーパーズバザー誌のインタビューにおいて、うつ状態にあった過去を語っている。「2013年の終わりには重度のうつになったし、全てに疲れていた。常に怒りっぽくて皮肉屋だったし、深い悲しみを抱いていたわ。」
また、若者を救うチャリティー基金「ボーン・ディス・ウェイ財団」を設立しているガガは、自身の抱える不安と、ネット社会と若者を含めた持論を展開。
「今の若者はネットで増悪に満ちた体験をしている。ひと昔前のインターネットは素晴らしい情報源だったけど、今のネットはトイレそのものよ。」「私は生涯に渡りうつ病や不安に苦しんできたし、それは今も変わらない。ただ、若者には深い悲しみが普通なんだよって知らせたいの。」現代のネット社会を非難しつつ、改めて若者へのサポートを語った。