レディー・ガガが、レイプ被害をテーマにした最新曲『Til It Happens To You』のミュージックビデオを公開した。
同楽曲は、大学で性的暴行被害に遭った女性たちを描くドキュメンタリー映画『The Hunting Ground(原題)』のテーマ曲として制作されたバラード。
公開されたミュージックビデオは、生々しいレイプ被害の現状を描く衝撃的な内容となっている。
ミュージックビデオでは、「毎年、5人に1人の女子大生が性的暴行を受けています」と訴えており、助けを求める場合のサポート団体の連絡先も表示されてある。
ガガは同映画に『Til It Happens To You』と『Swine』を提供しており、同楽曲の売り上げ一部を性的暴行被害者支援団体へ寄付するとのこと。
また、ガガ自身も19歳の時にレイプされたことを明らかにしており、アルバム『アートポップ』収録の『Swine』は、自身のレイプ体験を元にした楽曲だ。
ガガは『Til It Happens To You』についてSNSでこう述べた。
「ダイアン・ウォーレン(共同制作者)と私は、辛い経験をした世界中の女性たちのためにこの曲“Til It Happens To You”を作ったのよ」「私たちからの愛や結束をこの曲や映画を通じて感じ、あなたは1人ではないということを知り、心の中に安らぎを見出してくれることを願っているわ」とツイートした。
.@diane_warren & I made “Til It Happens To You” for people all over the world who suffer from painful life experiences. #TheHuntingGround
— Lady Gaga (@ladygaga) 2015, 9月 18
We hope u feel our love&solidarity through the song & perhaps find some peace in knowing u r not alone through this film #TilItHappensToYou
— Lady Gaga (@ladygaga) 2015, 9月 18