旅ライターのがぅちゃんです。
今回は、アメリカ・マサチューセッツ州の州都「ボストン」にある人気ゲイバー「クラブ・カフェ/Club Cafe」について紹介します。
アメリカの東側にあるマサチューセッツ州の州都が「ボストン/Boston」。マサチューセッツ州は、マサチューセッツ工科大学(MIT)やハーバード大学といった名門大学があることでも有名です。
マサチューセッツ州は「ニューイングランド/New England」という地域に属しています。「ニューイングランド地方のマサチューセッツ州」を日本で例えると、「関西の大阪」のようなイメージとなるでしょうか。
ボストンは、マサチューセッツ州の州都でもあり、ニューイングランド地方を代表する都市でもあります。
ボストンはアメリカで最もリベラルな都市の一つと言われており、これみよがしと言ってよいほどLGBTフレンドリーです。お店や住宅街といった様々な場所で、レインボーフラッグを見かけます。
ボストンにはゲイバーの種類も多いです。ゲイパブ、ゲイカフェ、ゲイレストラン、ゲイブルワリーなど、「ゲイバー」の枠に収まらない多様なゲイの飲み屋があります。ゲイ専用というよりは、ゲイ以外の客も利用できるLGBTフレンドリーなお店が多いです。
余談ですが、アメリカで最初に同性婚を合法化した州がマサチューセッツ州です。2004年5月17日に合法的に結婚を成立させた女性のカップルが、アメリカで最初に(法律が認める形で)結婚した同性カップルと言われています。
なお、その女性カップルが結婚した「ケンブリッジ市役所」のある「ケンブリッジ/Cambridge」に、ハーバード大学はあります。(ケンブリッジはボストンの隣町です。)
LGBTフレンドリーなボストンにあるゲイバーの中でも有名なのが「クラブ・カフェ」。クラブであり、カフェであり、ゲイクラブでもあります。お店のスローガンは「めし/Dine」「飲み/Drink」「クラブ/Dance」。飲む以外の使い方もおおいにできる場所です。
中は広く、「ダイニングルーム&バー」と「ダンスフロア(後述)」に分かれています。ダイニングルームではデスクワークをしてる人もいて、カフェのような雰囲気。
バーでは常連らしきお客さんがしっぽり飲んでいて、風情があります(そういえばここゲイバーだったな、とハッとしました)。
ビールは5ドル/550円〜、定番カクテル(rail drinks)は平均8ドル/880円。良心的な価格です。アメリカの定番料理も揃っています。
ダンスフロアではクラブイベントがちょくちょく開催されていて、時にフェティッシュ系のイベントも開催されます。イベント情報はクラブカフェのHPに掲載されています(文末にリンクあり)。
使い方が決まっているわけではないですが、クラブ・カフェは、友達や家族とワイワイするのにちょうど良いと感じました。ゲイすぎず、ゲイじゃなさすぎず、という絶妙な雰囲気です。「これぞボストンの健全なゲイライフ」と言えそうな気がします。
アメリカのお店で飲酒する際は、何歳であろうがIDを携帯しておくと無難です。アメリカでの飲酒は21歳からですが、日本より厳しめにIDチェックが実施されます。
IDチェックは、入店前に警備員が行う場合や、入店後に店員が行う場合など、様々です。なお、チップの支払いは、お酒1杯につき1ドルが無難です。