提供:bda ORGANIC
みんな、普段どんな「アダルトグッズ」を使ってる?
アダルトグッズといってもオナホやディルド、バイブといった道具的なモノから、必需品のローションやゴム、セックスを盛り上げるエロいパンツや着衣なども含まれる。
何かしら使っているという人は多いだろうけど、「他の人がどんなものを使っているのか?」は、なかなか知る機会ないよね。
そこで、
集まってもらったのは、ユウスケ(30代タチ)、リュウ(30代ウケ)、スキマ(20代リバ)の読者3人。*参加者は仮名。
編集部:今日はアダルトグッズにまつわる座談会ということで、みなさんに持参してもらいました。まずはじめにオナニーの時にグッズは使いますか?
ユウスケ:オナニーのときは使わないですね。
自分はタチなんですけど、オナホだと刺激が強いものが多いし、実際のアナルとは入れた感じも広がり方も違う。本番と違うものでオナニーしてもなぁと思っているので、使ってないですね。
スキマ:自分の場合、コンドームの中にローションを入れてゴムオナニーとかよくやりますね。ふつうにオナニーするよりも後片付けがラクなので(笑)
あと、「TENGA」を使う時は、枕とかクッションに挟んで、手コキじゃなくて腰の動きで実際にセックスする感覚でオナニーしてます。
なんだろう…手でオナホを使うと余計に空気が入っちゃってガバガバな感じがするから、クッションとかに押さえつけて圧をかけてやった方が気持いいですね。
編集部:なるほど。オナニーでお尻に道具を入れたりはしないです?
スキマ:アナニーはあんまりしないかも。
ディルドも一応持ってますけど、ちょっと人工的過ぎてあんまり気分が乗らないかな・・・。
振動するローターを乳首に当てたりとかはしますけど、それもやり過ぎると刺激になれちゃって、ふと我に帰る時があるのであまり使わなくなりました。
リュウ:僕も普段ほとんどは手だけなんですけど、たまに 「TENGAエッグ」を使いますね。理由はオナホの中でも一番安いから(笑)
お尻に何か入れてアナニーはしないですね。
編集部:オナホを使う人は半々で、アナニーする人は少ないようですね。
次はセックス中に使うグッズはありますか?
ユウスケ:セックスで使うグッズはたくさん持ってますね。
今日は一部持ってきたんですけど、ローター、エネマグラ、ディルド、アナルプラグ、コックリングなどですね。
パートナーがウケなので、まずは指で軽くほぐしたあと、アナルプラグからスタートします。これでケツを慣らす感覚ですね。
流れとしては、指→アナルプラグ→ケツ掘り→最後に特大の馬型ディルドで〆です。
スキマ:前菜がアナルプラグなのもすごいけど、最後に馬型タイプのディルドが入るなんて凄すぎ(笑)セックス上級者ですね。
編集部:たしかに、馬型のサイズが入ればアナルプラグはもはや慣らしレベル…というか、これが入るのであればフィストには行かないんですか??
ユウスケ:フィストまではしたくないんですよ。
相手いわく、腕入れちゃうと中で手を広げられたりとか、予想外の動きが怖いらしくて。ディルドだと形状が固定されてるので安心らしいですよ。
編集部:なるほど。それぐらいのサイズが入る人は最終的にフィストにたどり着くのかと思ってましたが違うんですね。ちなみにエネマグラを使うタイミングは?
ユウスケ:エネマグラはあまり使わないですね。
セックスしない期間が2〜3週間空いちゃう時とか、いつもとは違うセックスしたいとか、変化球として使うことはありますが。
これは電動タイプのエネマグラで、部分的にバイブできたり、リモコンで振動のパターンを変えたりできるんですよ。電動なので勝手に前立腺を刺激してくれます。
ユウスケ:USBで充電できるタイプなのも気に入ってます。結構これでトコロテンする人多いですよ。
編集部:なるほど。エネマグラって、前立腺を開発するために使う人が多いんですか?
ユウスケ:いや、逆にケツ開発された人の方がイキやすいんじゃないですかね?
開発されていない人って、「これが前立腺なのか分かんない」「ちょっと気持悪い」って感じじゃないですか。
だから開発済みの人にエネマグラ入れて楽しむ方が多いんじゃないかな。
リュウ:へぇ〜、自分はウケなんですけどエネマグラは使ったことないので、ちょっと使ってみたくなりました。
スキマ:
さっきのユウスケさんと似てますが、これもバイブ機能が付いてて充電式だし便利なんですよ。値段は2000円ちょっとぐらいかな?
編集部:バイブとかエネマグラでもいろんな種類あるんですね。あと意外にお手頃なのも良い。
スキマ:そうそう。あと個人的にですが、セックスでは「光の表現」が好きなんですよ。
ムードのある照明だったり、蓄光のコンドームとか、ブラックライトで光るパンツなど。
光系でいうと、これはソケットが付いててリモコンで操作できる照明器具なんですよ。
ライトの色はリモコンでさっと切り替えられて、12色もあるんです。
スキマ:これの良いところが、Bluetoothが付いてるのでスピーカーにもなるんですよ。
あとはブラックライトにも対応してるから、ブラックライトで光るパンツを履いたりもします。これだけでいろいろ遊べるんですよね。
編集部:ライト変えるだけで一気にムード変わりますね!セックスがマンネリしたときにも使えそう。
編集部:セックスの時に履くパンツについて聞きたいのですが、エロいパンツや着衣系はテンションアガります?それともナシ?
ユウスケ:全然アリ。大好きです。
むしろセックスって、目で楽しむことからスタートしますから。
パンツの種類も色々ストックしてて、際どいビキニもありますしローライズのボクサータイプやブリーフ、六尺とか。あとはシングレット、ハーネスみたいな着衣系もたくさんあります。
編集部:バリエーション豊富ですね。それぞれ履くタイミングは決めてるんですか?
ユウスケ:パンツや着衣系はその時々によって変わります。
相手がクローゼットを開けて「これ着たい」って自分で選んで着るとか。もちろん自分がこれ着てやりたい!って時もあるんですけど。
着衣とパンツのコンセプトを揃えたりもします。
「スーツ×極小ビキニ」や「土方×六尺」みたいな感じで、シチュエーションや気分によって変えています。
あとパンツだけじゃなくて、相手がやりたいプレイについてAVの動画とか送ってくるんですよね。次はこういうのやってみたい!とか、こういうシチュエーションがアガる!など。
リクエストというか、おねだりに近いです。
編集部:ユウスケさんの話を聞いていると、セックスにチャレンジしてて楽しそうですね。あと、ちゃんと相手とコミュニケーション取っているのが素敵です。
ユウスケ:セックスはコミュニケーションの一つじゃないですか。
ただヤるだけじゃなく、新しい発見や刺激を求めてお互い楽しめるのが理想ですね。
スキマ:パンツだと、蛍光色のパンツだったりとか、ブラックライトで光るタイプといった光を重視したもの、あとは後ろが空いてるエプロンタイプとかエロいパンツは複数枚持ってますね。
あとは貞操帯もありますね。金属製とシリコン製の両方。
ガチで管理するとかっていうことではなく、”管理されている雰囲気を楽しむ”って感じでしょうか。前戯の一種ですよね。
グッズもパンツも同じですけど、自分が着たいっていうよりは、相手に合わせて選ぶ感じですかね。「こういうのが好きかな?」って想像したり、また相手の反応を見て変えたりとかかなぁ。
リュウ:僕は正直二人とは全然違ってて、エロいのとか刺激が強いのだとなんか引いちゃって・・・逆に普通っぽい方が好きです。
一番上がるパンツはトランクスかな。
なんかその普通っぽい素朴な感じが逆にエロくて。
編集部:なるほど。エロいパンツと普通なパンツ、好みは真っ二つに分かれますね。リュウさんのように、他2人は「これはNG」みたいなパンツはあります?
スキマ:NGなパンツはそんなないかも。清潔感があって似合ってればいいかなって。
あ、強いていうなら「ノーパン」がそんな好きじゃないです。
服っていうパッケージされたもので、それって一種のプレゼントボックスじゃないですか?それを脱がした時に包装紙の役割がパンツだと思うんです。
ノーパンって、その包装紙がないっていうか…すぐ商品が出てきちゃうって感じなんですよね。セックスには脱がす楽しみが欲しい!
ノーパンスウェットてあるじゃないですか。
もちろんクラブイベントとしてはエロいし嫌いじゃないですけど、たぶん実際に相手が家に来た時、スウェットの下にノーパンだったらちょっと萎えるかな…。
編集部:プレゼントの例えは分かりやすいですね!たしかに、パンツっていうワンクッションがエロさにつながりますよね。
ユウスケ:苦手なパンツといえば、トランクスですね。
おじさんくさいと言うか、それ履いてると何も反応できなくなっちゃう、固まるというか。
パンツって、脱がした時に「今日はどういうパンツなのかな?」って期待するし、相手も自分が今日どういうパンツを履いてるかっていうことを期待してると思うんですよ。自分的にはエロいパンツであって欲しいですね。
編集部:トランクス賛成派と反対派の真っ二つに分かれましたね。どっちが良いとかではないですが、好みは人それぞれですね。ちなみに、みんなは服着た状態でやる「着衣セックス」はどうですか?
リュウ:着衣系は全然アリ。むしろアガります!
スーツが好きなので、自分もスーツ着て相手にも着てもらったりとか、あとはドカタの服なんかも好きで、部分的に脱いだり出されてながら掘られるのは好きです。
ユウスケ:自分も着衣セックスは好きです。
お互いニッカポッカとか着てて、その状態で乳首とチンコいじりあったりとか、最後は上がはだけた状態で、相手の下だけおろして掘るみたいな。
スキマ:うーん、自分は苦手な方かなぁ…。
服着てやってると、服の擦れる感触とかが気になって集中できないんですよね(笑)
編集部:みなさんそれぞれセックスに対して独自のこだわりがあると思いますが、良いセックスをするために心がけてることは何かありますか?
リュウ:僕は気を付けている事は三つあって。
一つ目は性病に気をつけること、二つ目は清潔感のある見た目にする、三つ目は自分だけじゃなくて相手にも気持ちよくなってもらう、ですかね。
ユウスケ:体調管理かな。
風邪引いてたら相手に移しちゃうし、メンタルが落ち込んでるとタチが悪かったりするじゃないですか。だから嫌なことがあったらそれを解消してからじゃないとセックスに望めない。健康状態ってセックスに影響しちゃうので。
例えば、ヤル日が決まってたら、その時にハイのテンションに持っていけるよう心がけて、体調を万全にしておきますね。
スキマ:自分も似てるんですが、ヤル日が決まってたら自分の中で段取りを決めます。タチの場合は当日までオナ禁したりとか、ウケする場合は数日前からケツを馴らしはじめておくとか。
しっかりと事前準備しておいて、最高に気持ちを高めて当日を迎えたいですから。
編集部:みんなセックスに対して真面目ですね!あとは相手を気遣っているところも偉い。やっぱりセックスは相手あってこそですからね。
編集部:セックスにはゴムとローションは欠かせないですよね。ふだん使うモノについて教えてください。
ユウスケ:ゴムは薄さとかは気にしないですけど、色はクリアじゃないとダメですね。たまにピンクとか黒とか色付きのゴムあるじゃないですか?あんまり興奮しないかな〜。
ローションは粘度が濃い方が好きです。
自分の好きな濃さのローションがなかなか売ってないので、いまは自分で濃さを調節できる業務用の濃縮タイプのローションを使っています。
濃縮ローション8に対して、水は2で混ぜて作るんですよ。
スキマ:ゴムとローションは、いろんな種類をストックしていて、相手に選ばせていますね。
ゴムだったら、普通のウレタン、薄いタイプ、SKYNの3種類を常備しています。
ローションは、水溶性、シリコンオイル系、ハーフタイプと3種類。その他にも変わり種として、舐めても大丈夫な味付きのローションだったり、光るものもあります(笑)
よく使うのは、海外製のシリコンオイル系で「BACK DOOR」とか「8986」ですね。今はこの2つに、ゴムは「SKYN エクストラルブ」を使うのが定番になってます。
リュウ:僕はウケなので、ゴムは擦れないことが大事ですね。擦れると痛いので。
最近は「SKYN」のゴムを使ってますね。
ローションはというと、うーーん、安さ重視かな。
今日持ってきたこのローションは手作りタイプなんですよ。
粉末で水と混ぜて完成するタイプで、作り方としては化粧水を入れる小さな容器に、粉末と水を入れてシャカシャカと混ぜて完成。
これ1本で10〜20本近くできるのでコスパ良いんですよね。
編集部:みんなにそれぞれゴムとローションについて話してもらったんですけど、実はぜひ試してもらいたい商品がありまして。
〈bdaオーガニック〉という、日本で初めてオーガニック成分でできたセックスケアブランドなんですよ。
ゲイたちにオススメしたいのが、新しく発売されたアナルに優しいオーガニックローション「ジェリーローション ハード」です。
編集部:みなさん、手に取ってみてどうですか?
スキマ:へぇ〜、いろんなローション使ってきたんですが、オーガニックでできたのは初めて見ました。
粘度はいつも使ってるローションと変わらないですね。なんとなく「SOD ローション」に似てるかも?
リュウ:うん、普段使うローションとあんまり変わらない。
ユウスケ:自分は濃く作ってるから、粘度はちょっとだけ弱いかな。
でも一般的なローション使う人にはこっちでもいいかも。匂いとか見た目は断然こっちの方がいいですね。
編集部:実はなぜこのローションがアナルに優しいかというと、アナルは粘膜なので、皮膚よりも吸収率が高いんですよね。例えば、経皮吸収は腕(内側)と性器(陰のう)を比較すると吸収率はなんと42倍なんです。
本来はカラダに吸収されても安全なローションを選ぶべきなのですが、いま販売されているローションのほとんどはシリコンなどの化学成分でできていて、知らず知らずのうちにローションが体内に蓄積している可能性があります。
この〈bdaオーガニック〉は医師のアドバイスのもと作られたオーガニック成分でできたローションなので、体内に吸収されても大丈夫なんですよ。
リュウ:それは知らなかった。たしかにローションについてそこまで考えたことなかったですが、それ聞くと使ってみたくなりますね。
あと、見た目がローションっぽくないのが良い!
スキマ:たしかに、モノトーンでお洒落。
個人的に良いなぁと思うのがプッシュ式なところ。ほとんどのローションってチューブタイプだから、容器がベトベトで汚れますよね。
これだったら手が汚れにくいし、ローションを無駄に出しすぎることもない。ポンプ式はありそうでなかったかも。
リュウ:うん、普段使っているローションと使用感がほぼ同じだったら、成分的にこっちの方が良さげですね。
編集部:あとは余談ですが、〈bdaオーガニック〉はセックスに特化したブランドなので、アナルの損傷をケアするオーガニックのクリーム「オーガニック ケアバーム」も人気商品なんですよ。
ユウスケ:あ…これはめっちゃ良い。買います(笑)
パートナーのケア用として、よく皮膚科からクリームもらってるんですよ。だけど病院でもらう薬だから匂いも医薬品っぽいが気になってて、でもこのクリームは匂いもお茶みたい?でいいし、余計な成分が入っていないところがいいかも。
スキマ:匂いはティーツリーって書いてありますね。
自分もウケでお尻切れたときに、薬局で売ってる「プリザエース軟膏」を塗っているんですが、このクリームはちょっと試してみたいかも。
編集部:みなさんアダルトグッズに相当こだわっているので、カラダに安心安全なオーガニックを選ぶのも一つの選択肢としてはいいかもしれません。
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いかがだっただろうか?
アダルトグッズから自身のセックス観まで語ってくれた3人。
最後にちょこっと紹介した〈bdaオーガニック〉から新発売したオーガニックローション「ジェリーローション ハード」と、アナルの損傷をケアしてくれるクリーム「オーガニック ケアバーム」は、公式サイトやAmazonなどのオンラインショップ、また全国のユナイテッドアローズにて好評販売中だ。
普段のセックスをもっと刺激的に、かつ安全に楽しみたい人はぜひ試してみて。