ゲイ、バイセクシャル男性は、ストレート男性と比べて皮膚ガン発症率が高いという研究結果が発表された。これは、米医療誌American Medical Association Dermatologyに掲載されたもので、ゲイやバイセクシャル男性の使用率が高い「日焼けマシン」が原因としている。
同研究は186,575人(ストレート男性78,487人、ゲイ・バイセクシャル男性3,083人)を対象にリサーチ。
その結果、ストレート男性は皮膚ガン発症率3.2%だったのに対し、ゲイ・バイセクシャル男性は6.7%と、2倍以上高い発症率なのが分かった。
これは、ストレート男性と比べて日焼けマシン使用率が高いことが挙げられ、その使用率に比例して発症率が増加している。1年以内に日焼けマシンを使用したストレート男性は1.6%だったのに対し、ゲイ・バイセクシャル男性は5.1%と、3倍以上の高い使用率が明らかに。
言うまでもなく、セクシャリティ自体は皮膚ガン発症率とは無縁だが、ゲイ・バイセクシャル男性が「日焼けを好む」傾向が高いことは事実。
男らしい褐色の肌は魅力だが、将来のことを考えると予防は必要不可欠だろう。