カンヌでグランプリを獲得したLGBT映画『BPM (Beats Per Minute)』(原題)が、エイズ啓発を目的とした「TOKYO AIDS WEEKS 2017」期間中にジャパンプレミア上映されることが分かった。
2017年11月23日(木)、東京・中野の「なかのzero小ホール」にて上映される。
『BPM (Beats Per Minute)』(原題)は、第70回カンヌ国際映画祭にてグランプリを獲得し、第90回アカデミー賞外国語映画部門のフランス代表にも選出され、本年度のオスカーへのノミネートにも期待がかかっている作品。
同作は、エイズが蔓延した時代に、エイズ発症者やHIV感染者への差別や不当な扱いに抗議し、政府や製薬会社などに挑んだ団体「Act up Paris」を描く実話を基にした映画。彼らの活動を通して恋と人生の輝きを描き出した感動作となっており、あの巨匠ペドロ・アルモドバルも絶賛したほど。
そんな話題作が、毎年恒例のエイズ啓発週間「TOKYO AIDS WEEK 2017」にて一足先にプレミア上映される。(上映は抽選で80組160名限定)
「TOKYO AIDS WEEK 2017」とは、日本エイズ学会学術集会・総会と、12月1日の世界エイズデーに連動したHIV/エイズの啓発・差別・ 偏見の解消を目的としたイベント。
会期中には、映画上映のほか、トークショーやシンポジウム、講演、合唱コンサートなどの様々なイベントが予定されている。