政令指定都市では全国初となる、北海道・札幌市が同性カップルをパートナーとして公認する方針を固めたことが分かった。12月22日、NHKら各局が一斉に報じた。
市は条例ではなく要綱案を策定し、互いをパートナーとする「宣誓書」の提出を受ければ、市として公的に認める書類を発行する方向で検討している。
これは「同性パートナー証明書」に値するものだ。
同証明書により、民間企業が行う同性パートナー向けサービス(マイル共有、携帯電話の家族割制度、死亡保険金受け取り等)を受けることができる。
東京・渋谷区から始まり、世田谷区、三重県伊賀市、兵庫県宝塚市、那覇市が同様の証明制度を導入しており、今回の札幌市で全国6例目。政令指定都市では全国初となる。
全国5位の政令指定都市・札幌市の英断は、今後全国の自治体に大きな影響を与えることだろう。