昨年11月に報道した、国内初の「同性婚裁判」の続報。結婚の平等を求め、全国の同性カップルが2月14日に一斉提訴することがわかった。
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1月21日、訴訟を支援する団体「Marriage For All Japan- 結婚の自由をすべての人に」が発表した内容によると、きたる2月14日に、同性カップル13組が、東京、大阪、札幌、名古屋の4地裁で一斉に提訴する。
これは、同性婚を認めないのは憲法で定められている「婚姻の自由」や「法の下の平等」に反するとした訴訟であり、国内初の大規模な裁判だ。
あわせて、change.orgでの署名キャンペーンもスタートしている。
現在、同性婚が認めらているのは世界25ヶ国。
先進国のほとんどで認められており、G7で同性パートナーへの法的保障がないのは日本だけである。
長年LGBT権利が遅れつつあったアジア圏でも、台湾、タイが、同性婚に匹敵する法制度を作ることも発表している。しかし日本でその流れは皆無だ。
そんなLGBT問題、人権問題において国際社会で”後進国”である日本の現状を変えるための一斉訴訟。
結婚の平等を求め立ち上がる13組の同性カップルは、実際に顔出しでメディア露出をするため、原告となるには相当なリスクと勇気がいること。
日本に存在するすべての同性カップルのために立ち上がった勇気ある13組の同性カップルを、ぜひ応援してほしい。
また、2月14日から始まる一斉訴訟に向け、同性婚を支援するウェブサイトも開設。同性婚関連のニュースから、同性婚に関するさまざまな疑問も掲載されている。
提訴に向けたchange.orgでの署名キャンペーンもスタートしているので、応援したい人はぜひ署名で意思表示をしよう。