ここ最近はコロナ禍で旅行ができずにいたけど、ようやく夏以降は旅行が再開できそう!
そんな人には「沖縄」という選択肢が有力だよね。
今回は、沖縄のホテル選びでぜひ参考にしてほしい、今注目のリゾートホテル「グランディスタイル 沖縄 読谷 ホテル&リゾート」を紹介したい。
GENXYエディターが宿泊体験をしたのでレポをお届け!
ゲイ達の中には「沖縄は何回も行ったことあるよ!」という人も多いはず。
そんな沖縄ツウにこそオススメしたいのが、沖縄の中部・読谷にオープンした「グランディスタイル 沖縄 読谷 ホテル&リゾート」(以下:グランディスタイル)だ。
ひとくちに沖縄といっても、エリアによってホテル事情が異なっている。
南部(那覇)は利便性重視でお手頃なホテルが多い。北部や離島(石垣島など)になると、一気に高級リゾートホテルが増える。
しかし、これまであまり注目されてこなかった中部エリアにできた「グランディスタイル」は、隠れ家リゾートホテルとして沖縄好きの間で話題になっている。
コロナ前にオープンした比較的新しいホテルなので、知る人ぞ知る穴場感がある。
突然だが、みんなはホテルを選ぶとき、何を基準に選ぶだろうか?
コスパやアクセス重視の人もいるけど、ゆっくりとホテルで過ごしたい「ホテルステイ好き」も多いはず。
実はこちらのホテル、ホテルステイに特化しているのだ。
その最大の理由は、なんと客室すべてがスイート仕様!
全室50平米以上なので、広々と快適に過ごせる。
内装はグレーを基調としたシックな雰囲気。
所々にウッドベースの家具が配置され、ほんのり温かみを感じる。
いくら良いホテルでも部屋が狭いと魅力半減だよね。
全室スイートいうのは、ホテルステイ好きには嬉しいポイント。
ホテルステイに最適な理由、2つ目はラウンジサービスが充実している点!
ラウンジルームには、豊富なフリードリンク&軽食*がついてくる。
ラウンジルームを訪れて見渡すと、ほとんどカップル客。
こちらのホテルはファミリー客が少ないので、静かに時間を過ごせるというのもカップルに人気の理由らしい。
そしてラウンジの隣には、名物のインフィニティプールが!!
沖縄の青空と海を一望できる広々とした屋外プール。
こちらは「温水プール」というのも嬉しいポイント。
実は、屋外で温水付きプールは、沖縄のホテルの中でも珍しいため、こちらのプール目当てに全国からお客さんが訪れるそう。
開放感あふれるプールだが、夜はグッと大人な雰囲気に切り替わる。
夜はライトを落として、ジャズが流れるムーディーなナイトプールへ。
バーで買ったお酒を片手に、まったりチルタイムできちゃう。
温水プールなので、夜でも快適に入れるのが良いよね。
お客さんの層はほとんど男女カップルだが、全体的にライトが暗いため、同性カップルでも周りを気にせず楽しめそうだ。
こちらのホテル。ホテルステイに特化しているだけあって料理にもかなり力を入れている。
ディナーでは、和洋中MIXのモダン沖縄料理が楽しめる。
桜海老で揚げたジーマーミー豆腐、鮮魚とアーサのマース煮仕立て、食後にはさんぴん茶のブランマンジュ──などなど、趣向を凝らしたモダンな沖縄料理はどれも絶品。
庶民的なお店で食べる沖縄料理とはひと味もふた味も違う。
レストラン内は、照明を落としてムーディーな雰囲気に。
カップル達が静かにディナーを楽しむ様子がみられた。
全体の照明が暗いため、こちらも同性カップルでも周りを気にせず料理とお酒を楽しめそうだ。
今回取材で訪れたのは、沖縄が梅雨真っ只中の5月後半。
沖縄に降り立った時は「海にも入れない、雨の沖縄なんて…」と暗い気分が正直なところ。
しかし、同ホテルはホテルステイを目的に設計されているだけあって、到着してから1歩も外に出ずとも、快適な部屋、プール、ラウンジ、食事など、十分すぎるほど満喫できた。
今回1泊のみだったが、「2泊、3泊してしっかり疲れを取りたい…」「今度は恋人と一緒にきたい…!!」と切に思うほど、心からリラックスできるホテルだった。
これから夏のハイシーズンはもちろんのこと、涼しい秋冬にふらっと来て連泊するのも良さそう。
また、ホテルスタッフ全員がLGBTQ研修を受けており、同性カップルへの対応もしっかりしているゲイフレンドリーというのも安心。
すでに県内外からゲイカップルがちらほら訪れているそうだ。
考えてみると、部屋がスイート仕様なので、室内で食事やお酒を楽しむなど全て完結することができる。
そんなプライベート感があるところも、同性カップルにウケている理由なのかもしれない。
同ホテルは、「THE・南国リゾート!」といった華やかな雰囲気はないが、こじんまりしていて上質なブティックホテルのような雰囲気。
肩肘張らずに過ごせる「ちょうどいいラグジュアリー」という印象だ。
気心知れた友達との癒し旅、のんびり過ごす大人カップル旅には、ベストな選択肢かもしれない。