先日、初訪日を果たした英国のケンブリッジ公爵ウイリアム王子。2月26日~3月1日の期間中、英国新世代王室のPRや日本文化との交流を兼ね、様々なイベントに参加した。
2月27日には、同性婚推進を掲げるNPO法人EMA日本が、英国大使公邸でウイリアム王子と対面し、LGBTについて、同性婚について王子の意見を伺った。
英国が昨年から同性婚を認めたことに関連して、EMA日本からウイリアム王子に「英国王室のメンバーにゲイやレズビアンの人がいたらどう思いますか?」と質問したのに対し、王子は「全く気にしません。実際、自分の周囲にはゲイやレズビアンの友人もたくさんいるし、トランスジェンダーの人と一緒に仕事もしています」と答えられました。
ウイリアム王子は、「日本ではゲイやレズビアンの人達が、まだ周囲にオープンにするのは難しいですか?」「日本の伝統的な家族制度が影響しているのでしょうか?」「みなさんがカミングアウトしても問題のないような社会になるといいですね」などと熱心にお話をして下さいました。
レセプションには小泉進次郎衆議院議員も出席しており、同性婚の法制化について「ダイバーシティは大切なので、頑張ります!」と心強い言葉をいただきました。
「英国王室メンバーがゲイでも全く気にしない」と、LGBTフレンドリーを見せたウイリアム王子。
また、英国大使館では4月24日に同性婚挙式も予定しており、英国政府、英国大使館によるLGBTへの前向きな取り組みに注目が集まりそうだ。