トロントにて、ゲイ男性を狙った連続殺人事件が発生。
2月8日、事件の容疑者ブルース・マッカーサー(66)の自宅からは6人の遺体が発見された。
CNNによると、容疑者ブルース・マッカーサー(Bruce McArthur)は自営の造園業者で、自身もゲイ男性。
トロントでは、2012年以降に複数のゲイ男性が失踪しており、マッカーサー容疑者は少なくとも5人以上の男性を殺害したとされている。
マッカーサー容疑者は1月18日に逮捕され、2月8日に容疑者の自宅プランターから6人分のバラバラ遺体が発見された。
殺害の動機について明らかにされていないが、容疑者は出会い系アプリを使い、被害者たちを物色していたと言われている。
彼の出会い系アプリのプロフィールには、「自分は年下好きで人見知り」「ロマンチスト」などといった文言が記載されていたそう。
ゲイ向け出会い系アプリが犯罪に使用されるケースが多発しているが、その多くはストレート男性のホモフォビア(同性愛嫌悪)によるもの。
今回のように、ゲイ男性が同じゲイ男性のみをターゲットにした連続殺人事件は異例だ。
現在発見されている6人の遺体を含め、そのほか複数人が失踪しているとされており、トロント市警は更なる捜査を進めている。