9月6日、インドにて、同性愛&同性間のセックスが最高裁の判決により合法となった。
これにより、世界人口75%もの人々が、同性間のセックスが合法ということになる。
インドの人口は13億3900万人。これは世界人口の18%に相当しており、世界の約5人に1人はインド人。
さらに国連の発表によると、2024年にはインドの人口が14億4000万人となり、中国を抜いて世界一位になると予測されている。
インドが認める前は、「同性間のセックス」を認めているのは世界人口の42%だった。それがインドの合法化により一気に75%となったのだから!!
インドが同性愛を認めたことのインパクトはとても、とても大きい。
インドの人口13億3900万人から換算するに、同国のLGBTQの推定人口は7800万人。
同性婚以前に、同性と恋に落ちる、セックスをすることを”違法”としてきたインドの大きな進歩と歴史的な瞬間だ。
しかしながら、いまだに多くの国で同性愛は犯罪である。
現在わかっているだけで71ヶ国存在する。
イラン、サウジアラビア、イエメンなどの中東。ナイジェリア、セネガル、ウガンダ、スーダン、ソマリアなどのアフリカ圏。アジアではインドネシアなどが挙げられる。
ウガンダでは同性愛は終身刑、イランとシリアでは見せしめで殺害、インドネシアの一部の州では公開ムチ打ちの刑に処されるなど、21世紀とは思えない非道な行為が行われている。
「同性間のセックス」を認めているのは世界人口75%だが、「同性婚(またはパートナーシップ制度)」を認めているのは世界人口のたった16%。もちろん日本は入っていない。
ただ、2010年以降は急速に世界トレンドが変わっており、「同性愛/同性婚の合法化」が今後加速するのではといわれている。