日本が世界に誇るアート「春画」が一堂に会する『春画展』が、9月19日より永青文庫(東京・江戸川橋)で開催される。
2013年、英ロンドンの大英博物館で春画の展覧会『Shunga: Sex and Pleasure in Japanese Art』が開催され、英国を始め世界中で大きな反響を呼んでいた。
春画とは、江戸時代に葛飾北斎、喜多川歌麿、鳥居清長ら名だたる浮世絵師たちが描いた性風俗画。日本では、春画は”ポルノ”と混同されタブー視されてきたが、ロンドン大英博物館の反響を受け、日本で初めてとなる大規模な展覧会が開催される。
今回の『春画展』では、大英博物館をはじめとするヨーロッパ諸国や日本の美術館、個人のコレクションから肉筆画約30点を含む120点を展示される。なお、会期中には展示替えが行われるほか、同展は18歳未満入場禁止となる。
江戸時代の開けっぴろげな庶民風俗から、衆道(同性愛)を描いた春画まで、江戸ロマンを感じる貴重な春画展を、是非ともその目で確かめてみて欲しい。
『春画展』
2015年9月19日(土)~12月23日(水・祝)
前期:9月19日(土)~11月1日(日)
後期:11月3日(火・祝)~12月23日(水・祝)
※会期中展示替えあり
会場:東京都 江戸川橋 永青文庫
時間:10:00~18:00(9月~11月の金、土曜は20:00まで開館予定、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(祝休日の場合は開館)
料金:1,500円
※18歳未満入場禁止