京都出身の旅ライターのがぅちゃんです。
ヨーロッパや中東の有名なゲイヌーディストビーチでの体験をまとめました。(現地ルールやハッテン事情も)
「ゲイヌーディストビーチ」とは、ゲイ向けのヌーディストビーチのことです。ヌーディストビーチとは、全裸になってもよいビーチのことを指します。
全裸でいることについては、現地によってルールが異なります。全裸にならなければいけないケースや、そうでないケースがあります。
最近、ドイツのヌーディストビーチが着衣した人を立入禁止にしたニュース※が話題になりました。
ちなみに「ヌーディスト」とは、全裸でいるライフスタイル(ヌーディズム/ナチュリズム)を実践する人のことを言います。「ナチュリスト」とも言います。
現在のヌーディズムは、ドイツのヌーディズム「FKK」に強い影響を受けているという考え方があります。
ドイツの友人いわく、「ドイツには、ヌーディストビーチどころか、ヌーディスト公園もある。」だそうです。
ヨーロッパで有名なゲイヌーディストビーチのひとつは、スペインの「グラン・カナリア島」にあります。
グラン・カナリア島の名所「マスパロマス砂丘」に面したヌーディストビーチ「マスパロマスビーチ」の一部がゲイヌーディストビーチとなっています。
マスパロマスビーチのゲイヌーディストビーチは、ビーチのスタート地点から1kmほど離れた所にあるので、ゲイじゃないヌーディストとの住み分けがある程度できています。
現地では、脱衣所は無かったのですが無料のビーチチェアはありました。そこで勝手に着替えてOKといった様子。
もしビーチチェアを確保できなくても、ビーチの上で勝手にタオルなどひいて自由にやってよい環境でした。
余談ですが、携帯の電波が届いたのが地味に嬉しかったです。
常連さんに、「ここはハッテン場と聞いていたけれど、実際のところどうなの?」と聞いてみたところ、「そのときは砂丘で」という回答でした。
というのも、ゲイヌーディストビーチの背後の砂丘がハッテン場のような状態になっているようです。ただしこのことに関しては、環境への懸念※があるとも言われています。
※CNNの記事で言及されていた論文によると、砂丘に「セックススポット」が298ヶ所あるそうです。
関連記事:欧州のゲイバカンス最有力候補地!スペイン・グランカナリア島の「マスパロマス」
注意というか後悔なのですが、どのゲイヌーディストビーチも秘境のような場所にあったので、「サンダルじゃなくて靴をはいてこればよかった」と思うことはありました。
一度だけヌーディストビーチで靴をはいてみたのですが、罪悪感を感じて脱ぎました。(誰にも怒られたりはしていません。)
そんなことより、「飲み物や日除けを忘れたら死んでいたな」と思うことが多々あったので、水分補給や日除け対策を忘れないようにしたいです。