旅ライターのがぅちゃんです。
京都の姉妹都市であり、マサチューセッツ州の州都である「ボストン」。現地より、人気店を8つ紹介します。
アメリカで最初に同性婚を認めた都市が、ボストン。2004年のことです。今では「LGBTQの可視化は完了した」と言っていいような状況が展開しています。
LGBTQに含まれない人がゲイバーを利用しても、「たまにあるよね」とさえならない雰囲気。アンダーウェアーパーティーに女性が来ることも、ままあります。
そんなボストンでは、ゲイバーの定義が難しいです。定義しても仕方ない、という空気。ゲイバーをゲイ以外が利用したり、ゲイバーじゃない店にゲイが集まったり。
これが、LGBTQの可視化が実現した世界なのかもしれません。
この記事では、「ボストンでゲイがゲイバーとして認識しているお店」を8つ紹介します。「ボストンの人気ゲイバー8選」とも言えるでしょう。
ボストンで唯一のベア系ゲイバーが、アリーバー。
「まがうことなきゲイバー」として認識されている様子。毎月開催されているアンダーウェアーイベントは、ボストンの名物ゲイイベントです。
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大衆向けゲイバー、とでも言いましょうか(観光ゲイバーではない)。カセドラルステーションは、「無難なゲイバー」といった雰囲気。
お昼から営業しているので、カフェとしても使えます。ブランチも人気です。
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カセドラルステーションを夜向けにしたような雰囲気の、クラブカフェ。
ステージもあり、ライブハウスのような空間です。アメリカのゲイバーならではの小規模イベントが、定期開催されています(ピアノショー、ビンゴ大会、カラオケ大会etc)。
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「料理が美味しいアイリッシュパブ」と言えるのが、ディーバー。
夜はゲイクラブとして営業しています。「アイリッシュパブ」とは、アイルランドの酒場のこと。アイルランド系住民の比率がアメリカ最大のボストンでは、ディーバーはご当地ゲイバーと言えるでしょう。
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アイリッシュパブの居抜き物件をゲイバーにしたのが、ブレンド。
ディーバーよりも「飲み重視」といった様子です。料理もありますが、ごはん重視の人は多分ディーバーに行くでしょう。
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ごはんに本気なのが、デラックスカフェ。
「シェフドリブンなお店」と言われており、ゲイカフェのマッ
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ハープ&バードはゲイバーじゃないです。レストランです。でも平日のゲイバーくらいには、ゲイバーです。
ゲイじゃない友人が「ゲイバーじゃないのかよ」と言っていました。料理は、いかにもボストンなアメリカ料理。
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経営者がゲイということでも話題のブルワリーが、ドーチェスターブルーイングカンパニー。
「ゲイバーじゃないのは知ってるけどゲイバーみたいに使う」というゲイは、少なくないのでは。ゲイイベントも開催されています。
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ゲイバーが好きなら「アリーバー」。平和な夜なら「クラブカフェ」。
美味しいごはんなら「デラックスカフェ」。日常を味わうなら「ハープ&バード」。アイリッシュパブなら「ディーバー」。新名所は「ドーチェスターブルーイングカンパニー」です。
ボストンからちょっと足を伸ばして、同じ州にある有名なゲイタウン「プロビンスタウン」に行くのも良いでしょう。