旅ライターのがぅちゃんです。
ニューヨーク発祥のベア系クラブイベント「ファーボール」の様子を、マサチューセッツ州・ボストンの人気クラブ「レガシー」より紹介します。
ニューヨークでの初開催より10年以上の歴史をもつ、名物イベントのファーボール。ベア系、ダディ系、レザー系を中心に人気です。
スローガンは「熊が踊る所/where bears dance」、「毛を飛ばせ!/Let the fur fly!」。英語で「ファーボール/furball」は「毛玉」を意味します。
ニューヨーク発祥のファーボールですが、アメリカ各地でも開催されています:ワシントンDC、パームスプリングス、ウィルトンマナーズ、プロビンスタウンなど。
プロビンスタウンがあるマサチューセッツ州の州都「ボストン」でも、月に一回、ファーボールが開催されます。
ボストンのファーボールは、地元の有名ナイトクラブ「レガシー」が会場。土曜日の夜(22時〜2時)の開催です。
余談ですが、ボストンはゲイクラブイベントがしょっちゅう開催される都市ではないので、ファーボールが地域最大級の催しとなります。
それでは、レガシーのファーボールの様子を、時系列で紹介していきます。
オープン直後から客が入り続ける、といった状態。入店後に荷物をあずけて飲み物を買う流れです。
客層は、ベア系、ダディ系、レザー系、その他・ゲイクラブに行きたい人すべて、といった雰囲気。マサチューセッツ州だけでなく、周辺の州から人が集まっています。
リルナズXのモンテロのアップテンポバージョンなど流れる中、0時ごろに盛り上がりがピークに達し、そのまま2時まで続く。といった状態。
2時になると曲が止まり、電気が付き、アメリカのドラマで授業が終わる時みたく、あっけなくパーティが終了します。
しけた様子が一切なく、オープン直後からずっと楽しかったです。ボストン最大(=ニューイングランド地方最大)のゲイクラブイベント!と説明されても、疑問は無いです。
人気ゲイバーをまとめておきます。
ベア系は「アリーバー」一択。名店は「カセドラルステーション」。
ごはんが美味しいのは「デラックスカフェ」。アイリッシュバーは「ディーバー」。新名所は「ドーチェスター・ブルーイング・カンパニー」です。